ケースカンファレンス

2012年05月11日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

5月上旬より石巻市の方々への第二期住民調査が始まっています。

この調査であがってきた様々なケースの問題について、
個別に検討するのが、「ケースカンファレンス」です。

様々なケースとは、例えば、DVや近隣の方とのコミュニケーションの問題。
単純なフォロー体制だけでは、解決したとは言えないケースもあります。
このようなケースをどうするか?
サポートの専門家が集まり、話し合う。
これが、「ケースカンファレンス」です。

本日は「ケースカンファレンス」の初回の会合。

医療や健康の問題は、生活の問題とも密接に関わります。
例えば、治療をするために病院へ行きたくても、
移動が不便であれば、通院は億劫になってしまうもの。

病気にならないよう健康推進していくことが大切ではありますが、
現在抱えている病状を悪化させてから通院するようにならないように
サポートすることも重要と考えます。

そこで生活する住民のこと、地域のことを常に考えながら 、
できる最善のフォローを検討していきます。

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2012年05月11日

写真は、関係するユニットのメンバーが集まりみんなで意見交換しているところです。
医療・健康ユニット 佐藤

テーマ : 日記
ジャンル : ヘルス・ダイエット

認知症フォロー意見交換

2012年05月24日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

本日は、認知症および予備軍の方へのフォローの仕組みについて、打ち合わせをしています。
在宅被災世帯の方々への認知症フォローが課題となっています。
認知症介護研究•研修東京センターの永田先生におこしいただきました。

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本協議会では、行政、医療機関、企業などの方々とどのように地域で包括してフォローしていけるか、
検討を進めています。

医療・健康ユニット 佐藤

テーマ : 日記
ジャンル : ヘルス・ダイエット

フォロー側と調査側の意見交換会

2012年05月29日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

医療・健康ユニットでは、毎日の朝会で、
週に1回、住民フォロー側と調査側の意見交換会を実施しています。

この意見交換会とは、住民支援専門員がアセスメントであがってきた要望に対して、
どのようなフォローを行なったかを報告する機会です。

例えば、住まいに不安を抱えている人に対してのフォロー側の説明です。

住環境の専門職が伺い、現在の状況確認と住民の要望をお聞きします。
そして、できる限りの最適なフォローを検討して、住民の方へ説明します。
必要に応じて他業者への依頼・連携も行います。

調査する側とフォローする側が、
具体的な支援の内容を知ることによって、どんなことが良くなるか。

調査する側は、さらに調査で行う質問意図を深めることができ、
フォローする側は、支援時に必要な情報を取得しやすくなります。

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住民のフォロー側からの説明の様子

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真剣に話を聞く、住民支援専門員さんたち

お互いの活動内容を理解することは、
それぞれの活動を円滑に進め、よりよい住民支援につながると考えます。

医療・健康ユニット 佐藤

テーマ : 日記
ジャンル : ヘルス・ダイエット

メンバーの職種を活かして搬送の講習会を開催しました。

2012年06月02日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

協議会では、様々な団体と連携しながら活動しております。
体の不自由な方、病院に行きたくでも交通手段がない方々への移動支援をしている
Reraさんもその一つ。
今回、そのReraさんから狭い部屋から移動する際、どのようにするのがよいか、
布担架を寄贈していただいたが、どうやって使ったらいいかわからない、
という声が寄せられました。

医療・健康ユニットでは、様々な資格を持った者の集団です。
その声に応えるべく、救急救命士を中心に講習会を実施いたしました。

そもそも布担架とはどういうものか。
輸送手段とは考えず、ストレッチャーが使用できない狭い場所において、
つなぎの移動手段として利用するものだそうです。

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デモンストレーションを実施しています。

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続いてReraさんがやってみます。

安全に搬送するためには最低3人が必要となります。
布担架以外で少人数による搬送方法はないか・・・。

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様々な知恵を出し合い、安心で安全な搬送を検討し、
今回は、写真のように二人で抱えるのがよいのではとなりました。
ちなみに、物を使わずに手で搬送する方法を徒手搬送というそうです。

これからも必要な知識や情報を共有しながら連携団体と交流を深め、
活動や支援に繋げていきたいと考えます。

医療・健康ユニット 佐藤

インドネシア アチェ大学公衆衛生学部の視察

2012年06月02日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
広報担当 塩澤です。

先週土曜、帝京大学の山本教授のアテンドで、
インドネシアのアチェ大学(University of Muhammadiyah Aceh)の
公衆衛生学部長 アスナウィ・アブダラ氏がご見学に見えられました。

公衆衛生学上の様々な観点で、私たちの取組みについてご質問いただき、
「高齢社会への対応・災害から医療福祉の復興において、
 インドネシアでも取り組むべき課題である」
と捉えていただきました。

この石巻の課題が、海外でも共通の課題であるということを、
再認識させていただきました。
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「取り組み自体も素晴らしいが、活動している人が、
 みんなボジティブで明るい雰囲気であることも、素晴らしい!」
とのお言葉もいただけました。

運営本部にいる私も、そう感じます。

広報担当 塩澤

カウンセラーとの連携

2012年06月11日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

震災により何かしら心に暗い影を落としている方は多い。

心身の不調では2割が精神的症状を挙げ、そのうち不眠、憂うつの自覚症状はが8割。
「人生が嫌になる」「死にたくなる」といった自殺が懸念される症状を訴える世帯も5%あった。
                     -石巻医療圏 健康・生活復興協議会 1期調べ-

今回、カウンセラーの方々が土日の二日間 活動にご協力くださいました。
サポートいただくのは、こころのケア。
自分の気持ちを抑えて、誰にも話すことのできない想いを理解し、心の整理を促す。
カウンセラーに同行した者によると、「住民の方が心が整理されたことにより、表情が明らかに
穏やかで明るくなっていくのが見えた」とのことでした。

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こころのケア担当から訪問地域や担当の説明を受けるカウンセラーさんたち

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住民だけではなく、アセスメント調査を行なっている住民支援専門員との意見交換も実施し
調査の面でのアドバイスをいただきました。
例えば、話し手と聞き手の疲労を考えるとある程度の時間設定することは重要。
何度も繰り返した話をする人には、ある程度まとめて整理し確認することで問題への気づきにも
つながる。震災当時の話を聞くことにより、支援する側にも2次トラウマ陥る場合があるため、
抱え込まずに他者と共有するようにする。

こころの問題は経過を見ながら長期的に寄り添う必要があります。
今後もカウンセラーの方々と連携しながら、問題解決へ取り組んでいきます。

医療・健康ユニット 佐藤

副代表がSW(ソーシャルワーカー)協会シンポジウムに登壇させていただきました。

2012年06月15日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
広報班の塩澤です。

副代表の園田愛が「石巻の現状」について、
「第60回 公益社団法人 日本医療社会福祉協会全国大会シンポジウム」にて、
講演とシンポジウムに登壇させていただきました。
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会場の多くの皆様に、私たちの活動に関心を寄せて頂きました。
ご招待いただいた同協会災害対策本部の笹岡眞弓 副本部長からも、
感謝のお言葉をいただきました。

++

石巻の当協議会では、日本医療社会福祉協会のソーシャルワーカーの方々が、
医療・福祉の専門性をもって、その方の自立を支える支援をしてくれています。

被災地におけるソーシャルワーカーの方々の活躍は目を見張るものがあります。
一人の対象者を包括的に捉え、医療・福祉行政・心理臨床的な面まで、
幅広い知識で、あらゆる公的機関やサービスと連携し、
その対象者を「寄り添い、支える」姿は、協議会のメンバーに学びを与えてくれます。

日頃は、その多くが医療機関の中で活躍されているとのこと。
「多くの地域でも、もっと幅広い活躍をされる存在なのではないか」と、
ソーシャルワーカーさん達のさらなる可能性を感じます。

広報班 塩澤

健康推進班 高齢サポートの仕事

2012年06月28日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
広報担当塩澤です。

本日は、当協議会の高齢サポート担当のお仕事の紹介です。
写真は、高齢サポート担当の看護師の井口さん。

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石巻の牡鹿半島での一枚です。彼女の背後の山間部に分け入ると、
アセスメントを受けて、フォローが必要と判断された住民の方が、
独居で生活をしていらっしゃいます。

また、こんな急斜面にお住まいの方のところにも訪問させていただきます。

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井口さんのお仕事は、高齢サポート。
高齢の方で何らかの医療的なサポートが必要な方のところにお伺いします。
そして、住民の方との対話の中で、「孤立の防止」・「健康・生活面での課題」について、
行政の担当部署や医療機関、地元NPOとの連携により、
本質的なケアに関わる支援を実施・検討していただいています。

高齢の方が多いこの石巻では、彼女のようなお仕事が本当に大切になります。
広報担当 塩澤

支援者に対するケア

2012年06月30日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
広報担当 塩澤です。

当協議会では、「被災地支援者のための支援」にも取り組みを進めています。

訪問聞き取りをするメンバー、医療・生活のフォローを行うメンバー達は、
被災地において過度なストレスにさらされる場合があります。
個人差もありますが、つらい思いを自分の中に抱えてしまう危険もあります。

本日は、臨床心理士・カウンセラーの方から、
そんな被災地における支援において、
セルフケアの方法について研修していただきました。

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何かあった際に、相談・ケアができる窓口があること。
今後、心のケアなどのフォローが多くなる当協議会において、
とても重要な事を教えていただきました。

今後も、カウンセラーの方々には、
定期的に石巻にお越しいただき、被災者支援ももちろんですが、
本協議会の職員達のセルフケアについても、ご協力頂きます。

広報担当 塩澤

理学療法士さんによる身体機能低下抑制の取り組み

2012年07月01日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
塩澤です。

医療専門職を始めとする他職種で構成される本協議会。
この度、理学療法士の加藤さんが、
短期ボランティアとして石巻に来ていただきました。

被災地において、環境変化による、高齢の方の身体機能の低下は、
深刻な問題の一つです。
適切で定期的なリハビリテーション・身体運動が必要となります。

本日午前中、加藤さんは、仮設グループホームを訪問してくださり、
高齢の方の身体機能低下を抑止するためのリハビリテーションに関して、
アドバイスをしていただきました。

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グループホームの介護士さんも普段から運動をしてもらうように、
被介護者さんにお話をするそうです。
しかし、「専門家」の意見でないとなかなか受け入れて、
運動してくださらない方もいらっしゃるようです。

グループホームの方と、真剣に向き合い、リハビリ運動の方法をお話する加藤さん。

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この後、午後から加藤さんは、在宅被災世帯の高齢の方の
フォローをしていただきました。

今後も定期的にアドバイスを頂き、適切な運動を通して、
少しでもADL(日常生活動作)の低下を抑え、
石巻の方々の生活をよりよいものにしていけたらと思います。

広報担当 塩澤

3AミーティングとPFA

2012年07月05日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

今回は、本協議会の行なっているミーティングの一つをご紹介します。

本協議会は、毎日アセスメント調査を行なっており、
その中で出てきた疑問や質問とその解決方法を共有するのが、
3Aミーティングです。

3Aミーティングとは・・・
セスメント調査員の
セスメント調査員による
セスメント調査員のためのミーティング
から名付けられました。

例えば、どんな事があげられたか。
Q.特定検診を受診していない理由として、通院しているから受けていないと回答された時に
  どのように対応すればよいか。
A.送付された受診票の裏に記載された病院の一覧に通院されている時は、その受診票を持って
  受診するように勧める。
このように共有して話し会うことにより、個別の疑問を解消し、調査の標準化と質の低下を防ぎます。



このミーティングの後、PFAも行なっています。
PFAとは・・・
Psychological First Aid(サイコロジカル・ファーストエイド)
災害や大事故で受けるこころのケガの回復を助けるための対応方法です。
住民支援専門員は、住民の話を熱心に伺うゆえに起こる共感ストレスや共感疲労等の
ストレスを抱えることが多いです。
その過度のストレスを緩和するため、セルフケア内容を共有します。

PFAの基本的な姿勢としては、
 ・様々な問題を共有する。しかし、共有することが全てではない。
 ・いつでもあなたの話を聞くという態度を示す。
 ・能動的にケアするのではなく、受動的な姿勢で包み込むようにケアする。

心のケアは、住民に対してだけではなく、支援する側に対してもとても重要です。
協議会としては、カウンセラーの方にもご協力をいただき、取り組んでいきます。

医療・健康ユニット 佐藤

テーマ : 日記
ジャンル : ヘルス・ダイエット

帝京大学の公衆衛生学研究科の皆様がお越しくださいました。

2012年07月10日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)の
広報担当の塩澤です。

帝京大学の公衆衛生学研究科の皆様がお越しくださいました。

帝京大学の皆様には、私達の活動のアセスメント部分に大きなご尽力を頂いております。
私達の活動が、地域保健・公衆衛生において、どのような意味を持っているのか?

このアセスメントを通して、「見えてくるもの」について、
帝京大学の皆様とも協力をしながら、進めていきたいと思っております。

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広報担当 塩澤

遊びリテーション

2012年07月20日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

今回は、地域住民活動の「遊びリテーション」へ参加させていただきました。

遊びりテーションとは、「遊び」と「リハビリテーション」を組み合わせた造語で、
専門家に指示されて目的もなく動くのではなく、ゲームや遊びを通して楽しく体を
動かすことで、その人自身が自発的に動き出すことを引き出します。

この日、参加させていただいたところは、60代から90代までの24、5名の
グループで、活動を開始してから9年目となるそうです。
住民主導でとても自主的に活動されて、年間計画の他、翌月の企画案など、
その場にいる方々で、自分達が楽しみたいこと、興味があること、面白そうなこと等
意見を出し合って決めていました。

この日の内容は、みんなで合唱、歌いながらの体操、七夕の短冊を書いて飾り付け、
保健師さんからのお話、そして、昼食しながらの交流。
その時によって、玄米ダンベルや、タオル体操を入れ、なるべく頭と体を使うような
内容になるように気をつけているそうです。
また、地域の係となっている方からの告知の場にも利用していました。

写真は、皆さんで歌いながら手の体操をしているところ。
この体操をリーダーとなって教えてくださった方は90代の方です。
慣れると、テンポをあげたりして、結構難しいですよ。
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今回、ビブスを着用して参加させていただきました。
この地域の調査で訪問する際に、少しでも調査員に見慣れていただき、
お声がけいただければと思っています。
また、地域の活動を知ることで、さらに今後の住民支援活動へ繋げていけるよう
取り組んでいきます。

医療・健康ユニット 佐藤

テーマ : 日記
ジャンル : ヘルス・ダイエット

サイコロジカルファーストエイドの研修会

2012年08月01日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

今回は、協議会が取り組んでいる「被災地支援者のための支援」として、
PCAT(日本プライマリ・ケア連合学会東日本大震災支援プロジェクト)が実施している
PFA研修の受講についてご紹介いたします。

PFAとは、Psychological First Aid(サイコロジカル ファーストエイド)。
支援者が対象者を傷つけることなく、安全でポジティブな環境の回復を促すための研修です。
また、過度なストレス緩和のためのセルフケアについても学びます。

研修では、PFAを理論的に学ぶと同時に、どのような場面で活用されるのか、それを実際に
実行できることを目的としています。
様々な危機的状況に面した状況を想定してグループごとに分かれて話し合いを行い、
ポジティブな支援、ネガティブな支援をあげて、対象者にとって適切な支援について考えていきます。
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また、支援する側が抱えるストレスについても考えます。
過度にストレスを抱えている時のサインとして、
・関心や意欲の低下
・過度の疲労感
・睡眠困難
・効率の低下
などがあるそうです。
対象者をケアするためには、まずは自分をケアすること。
自分のストレスの危険サインを察知することが重要となります。

今後も、被災者支援することと同時に、支援する側のケアについても
取り組んでいきます。
医療・健康ユニット 佐藤

石巻市の訪問聞き取りへのボランティア協力

2012年09月02日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

石巻市の被災世帯を対象とした2期訪問聞き取りを開始して3ヶ月が経ちました。

津波の被害を受けた世帯は、石巻市で約12000世帯と推計されています。当協議会は平成23年3月までに8000世帯を訪問(1期)し、1期では訪問できなかった地域や、1期で不在だった世帯を訪問するのがこの2期となります。

住民支援調査は、調査員が1戸1戸のお宅を訪問し、住んでいる方々の健康状態や生活状態についてお話を伺うもの。そして、必要に応じた情報の提供と、必要に応じたサポートができるよう
後続の専門家につなげます。

これらの世帯を訪問するためには協議会の住民支援専門員だけでなく、ボランティアで来てくださる方々の協力も必要となります。今回は、夏休みを利用して大学の福祉系学部の学生さんが協力くださいました。

愛知県の同朋大学のみなさん
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埼玉県の文京学院大学のみなさん
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この訪問聞き取りは、たくさんの人々と様々な資格を持つ人々で行われています。

1期調査で協力いただいた建築専攻のリピーターさん、理学療法士さん
協議会で活動している 管理栄養士さん、元保健師さん、家族相談士さん
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炎天下の中での、訪問聞き取りは体力的にも辛い時があります。
そんな中、笑顔で訪問し続け、住民の方々との会話で逆に元気をもらったと話してくださる方もいます。
人が訪問して、直接会話することで見えてくるもの、感じるものがあります。
住民の方々への訪問聞き取りでは、これからもそれを大切に、活動していきます。

医療・健康ユニット 佐藤

網地島へのアセスメント

2012年10月15日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

今年5月から開始している訪問アセスメントも架橋に入ってきました。
今回は、網地島(あじしま)のアセスメントをご紹介いたします。

網地島は、牡鹿半島の先端近く、半島の南の沖に位置し、
石巻港から60分、鮎川港から20分の連絡船があります。

さて、島の朝は早いです。家事や畑、仕事の準備へと早くから動き始めます。
住民支援専門員も、在宅率が高い時間を狙って朝早くから行動します。
専門職フォローの高齢サポート担当もフォロー活動として島入りします。

ここは、お隣りの田代島(たしろじま)同様に猫が多く住む島。
「牛に引かれて善光寺参り」ではないですが、「猫に導かれてお宅訪問」です。

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島民の健康を守るのは、廃校となった学校を利用した網小医院です。
学生さんは、鮎川の中学校へスクールボードで通学しています。
この島の主な産業は、沿岸漁業、遠洋漁業となっています。

地元の人達のお話では、網地島は、子ども達は石巻に住み、
自分達はそのまま慣れた島でのんびりと生活する
という高齢者の世帯が多く、高齢化率は「60%」を超えるそうです。
こういった現在の状況を一軒一軒お伺いし、地域の活動へ繋げるよう引き続き、
努めて参りたいと思います。

医療・健康ユニット 佐藤

健康サポート:住民の問題を考える

2012年11月23日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

昨年の10月から在宅世帯の訪問アセスメントを開始し、
そこで見えた問題に対して、サポートを専門職支援という形で行なってきました。

・症状があっても通院せずに、放置状態となった方々の医療サポート
・包括支援センターと連携しながらの、健康や生活全般に対して様々な問題を抱える高齢サポート
・社会生活、経済、就労、家族問題についての自立サポート
・心の問題に対して心や身体に現れた症状を緩和するためのサポート
・孤立の懸念や安否確認とともに相手に寄り添う見守りサポート
・心と身体の健康を住環境の観点から支援する住環境サポート

これらについて、地域を一番よく知る方々である保健師さん、地域包括センターの方々と共有し、
一緒に考える場を持ちました。
そして、我々のこれまでの活動を地域毎にまとめ、資料として提出いたしました。
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それぞれの専門職サポートが行なった内容を時系列で記録しています。
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サポートの内容や、どのようにサポートを進めているかも知ることができます。
これからも、現場で活動し住民の問題に触れている方々に役立つように、
そして一緒になって問題を考えることができる場を作れるように、
住民の声、専門職支援から見えてきたことを、地域へ繋げていきたいと思っています。

医療・健康ユニット 佐藤

岩手県山田町役場の方々の視察

2012年12月22日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

先日、12月18日(火)に 岩手県山田町の皆様、日本医療政策機構の皆様がお見えになりました。

岩手県山田町はリアス式海岸で有名な「三陸海岸」の沿岸部中央に位置し、
人口の約1割が減少するほどの甚大な津波の被害を受けました。

被災された住民の方々が抱える問題について取り組んでいく中で、
当協議会の「訪問を行なってから要支援・要援護者へ向けてのフォロー活動」について興味を持って
いただき、ご視察に見えられました。

特に、住民の健康情報の記録を健康支援につなげていくという部分について注目され、訪問アセスメントの
内容や それらをICTによってデータベース化するところ、そして速やかに専門職へつなぐという流れを具体的
に説明させていただきました。
山田町(石巻視察)

また、山田町と同じくらいの人口規模での健康支援の取り組みということで、
女川町の保健師さんとの意見交換をさせていただきました。
山田町(女川視察)

意見交換では、具体的質問が飛び交う活発な議論となりました。
これからも、山田町の方々と連携をさせていただきながら、情報交換をさせていただき、
次の支援のカタチにつなげていければと思います。

医療・健康ユニット 佐藤

千葉県旭市の被災地支援「ロザリオ聖母会のみなさま」が視察にいらっしゃいました

2013年01月24日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)の逢坂です。

先日、1月20日(日)に千葉県旭市で精神科医療を中心に福祉施設の運営を行っている
「社会福祉法人 ロザリオ聖母会」の皆様がお見えになりました。

千葉県旭市は、23,157世帯(平成22年国勢調査より)のうち、
3,696世帯で全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊の被害を受けました。
(千葉県旭市「被災地あさひ」より)

ロザリオ聖母会様では、応急仮設住宅のうち一部の支援を行っていらっしゃいます。
仮設だけではなく、在宅被災世帯の支援を円滑に行うためにはどのようにするのが良いか、
当協議会の「訪問を行ってから要支援・要援護者へ向けてのフォロー活動」について
興味を持っていただき、視察にお見えになりました。

特に、住民の健康情報の記録を適切な支援者に繋げていく部分に注目され、
当協議会の訪問アセスメントの内容やそれらをICTによってデータベース化することろ、
速やかに専門職へつなぐという流れを具体的に説明させていただきました。
その他、ロザリオ聖母会様では、海匝(かいそう)地区の精神科医療のを担っていることから、
住民・支援者両者のこころの負担について興味を持ってくださり、
活発に意見交換・情報交換させていただきました。

当協議会の活動が他の地域の一助となれば幸いです。

RCIメンバーとロザリオ聖母会のみなさま_20130120

石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI) 逢坂

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