第二回祐勉強会を行ないました

2011年11月03日
「祐勉強会」は、患者さんとそのご家族をサポートする各専門職の方々と共に学び合い
在宅医療の知識を向上すること、また、同じ時間を共有し、情報の交換をすることにより、
「地域の在宅医療チーム」としての連帯感や使命感を醸成できればと、毎月1回開催しています。

今回のテーマは、『バイタルサインと身体兆候の異常とは』、講師は武藤院長です。


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2回目の今回は、看護師、ケアマネジャー、ヘルパーの方々がなんと70余名も参加くださいました。
すごい!

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この勉強会は、まず「話すこと」から始まります。
今日のテーマは「患者の身体兆候(体温、血圧、脈、呼吸、意識等)の異常への対応」
についてです。

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皆さん、心当たりがあるのでしょう、一斉に議論が始まりました。

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そして、講義。
スクリーンにレジメを投影し、ひとつひとつ丁寧に解説していきます。

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一方通行の情報提供にならないように、ディスカッションの時間も挟みます。

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参加者の方々の医療知識レベルはまちまちですが、「患者さんのために」という想いは共通しています。
時にはご自身の体験もシェアしていただきます。

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実際の業務では、その場での瞬時の判断が求められます。
参加者の責任感が、会場の熱を高めます。

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ひとりではなく「在宅医療チーム」として、より質の高いサービスを患者さんやご家族に提供したいですね。

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最後に、アンケートもいただきました。
ご質問やご希望をしっかりとお書き頂きました。ありがとうございます。
参加者のみなさまのご意見をもとにして、よりよい勉強会にしていきたいと思います。

次回は、「11/18(金)18:30〜19:30」です。

石巻薬剤師会の訪問薬局

2011年11月05日
祐ホームクリニック石巻の横には、石巻薬剤師会が「石巻医薬品センター薬局」を開設し、
当院とも連携して活動をしています。

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石巻薬剤師会の薬局も震災で全壊し、現在は仮設の薬局を建設し、主に保険調剤や在宅訪問をされています。

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石巻薬剤師会の丹野先生

高齢者医療や在宅医療においては、服薬管理は重要であり、医師が処方した通りに患者さんが薬を
服薬しているとは限りません。薬の袋がうまく開けられずこぼしていたり、薬がきらいで飲んでいなかったり・・・
訪問薬局の薬剤師とは連携をして、活動にあたっております。

宮城県薬剤師会、石巻薬剤師会では、調剤薬局が流出した女川町にも臨時の薬局を建設しています。

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女川町の病院の前に仮設の薬局が建設され、11月1日にオープンしました。

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宮城県薬剤師会 会営女川薬局の土井薬局長(左)と開設の支援をされた石巻薬剤師会の丹野先生(右)

震災前は、“薬”は手に入りやすいものでしたが、改めて薬の重要性と“届ける”ということの
当たり前のありがたみが身に染みました。

祐ホームクリニック

タイ洪水支援

2011年11月06日
タイ王国の洪水への支援品が更に集まり、約1.3トンの物資となりました。
現在困っているのは、輸送方法です。

タイ王国大使館に問合せしたところ、義援金の受付は行っているが、支援品の受付は
行っておらず、タイの外務省に直接送付して欲しいと回答ありました。
タイの外務省に送付する場合には、免税通関の申し入れが必要でありますが、そこは
タイ大使館がタイ外務省と調整いただける事となっています。

この活動に対して、石巻市 市民協働推進課さんにも相談しました。
東日本大震災で海外からも支援いただいたので、何かの形で恩返しをしたいということで
市民協働推進課の亀山さんも応援メッセージを書いてくださったり、日本の外務省に
かけ合ってくださいました。

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市民協働推進課の亀山さん

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応援メッセージも多くの方にいただきました。(武藤院長 右)

応援ビデオレターは、現在タイ語の補足テロップ付けを挑戦しています。

石巻市にもタイ出身の市民の方がみえるので、是非応援メッセージをいただきたいと思います。
支援物資を送付するのは、まだまだうまくいっていませんが、皆さんの想いを届けたいと思います。

タイ王国の洪水では、首相が「バンコクは洪水にならないでしょう」という見通しを発表しましたが、
バンコクの北部で浸水が始まり、政権に対して住民が不満を募らせています。
市民の洪水への準備不足や避難の遅れに繋がり、住民は混乱をしています。

一方、バンコクの都知事は、南下してきた洪水を阻止しようと他県との境に張り巡らした防水壁を強化し、
運河の水門を閉じました。大洪水に見舞われた北隣の県の住民は、バンコクのせいで洪水がひどくなった
と防水壁を壊す住民も現れたそうです。

都知事は、水門でせき止めを図り、タイの首相は、運河を使って東西に水を振り向けようとすることで
意見が対立しています。

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タイは、「東洋のベニス」と言われ、バンコクには多数の運河が流れています。
タイの国王は、治水経験が豊富であり、王宮周辺が冠水する状態であっても陸軍の司令官に
「宮殿は守らなくても良い」「水をせきとめてはならない。自然の流れにまかせなさい」と
メッセージをだしているそうです。(洪水を永遠にせき止めるのは不可能と思われているため)

突然襲来した巨大津波、じわじわと被害が拡大する大洪水・・・
どちらも自然災害ですが、一番困るのは住民です。自然災害の通過後、どのように住民支援が
行われるかというのは、行政だけでは手一杯なので、民が民を支えるという活動も重要となってきます。
“新しい公共”がここでも芽生えることになると思います。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント活動(住環境)

2011年11月07日
健康・生活アセスメントを開始して、120世帯の情報が収集されました。

■住環境への対応
住環境を補修するため、応急修理支援を検討している世帯は40世帯にものぼりました。
「予約をしているが大工がいない」「工事待ち」「業者から早くて4月と言われている」という
世帯の声も多くみられ、石巻エリア全体で職人不足である状況が見えてきました。
今日は、首都圏から施工業者の方が視察にみえたので、現状の説明や石巻の在宅避難世帯エリアの
課題を説明しました。

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被災した住宅を前に、専門家同士で議論をする様子。

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1階が津波で被災した家では、天井から断熱材がぶら下がっている

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壁の中にも断熱材が設定されていたが、むき出しになった部分は補修が必要。

復興支援の一環で、石巻に職人を連れてきてもらえそうなことになりました。
今後は、住民に対して、専門職から応急修理支援相談会の場を設定していこうと思います。

祐ホームクリニック

インフルエンザの予防接種を行なっています

2011年11月07日
本格的な冬到来を前に、インフルエンザの予防接種を行なっています。

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体力が落ちている高齢者の方は特に、事前の予防が肝要です。

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患者さんだけではなく、そのご家族、そしてグループホームなど施設で働く職員の方にも
予防接種を受けていただきます。

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石巻市では、65歳以上かつ被災証明が発行される方は、無料で接種できます。

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また、それ以外の65歳以上の方は、市の助成により1000円で、それ以外の成人の方々には当院では2500円で接種いただいています。

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この日伺ったグループホームでは、約30人の方の予防接種の予約がありました。
準備をする國永先生も大忙しです。

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看護師の中野さんと木村さんが、てきぱきと注射器にワクチンを注入していきます。

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みるみるうちに接種後の注射器が増えていきます。

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訪問アシスタントの伊藤さんが、予防接種の申請書に次々とワクチンナンバーを書き留めていきます。

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痛みを感じる人と感じない人がいる様子。
当院では、26、27Gのとても細い注射針を使っています。
でも・・・

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診療所に戻ったら僕らの番です。
僕はやっぱり、注射はちょっと苦手です。
注射針が細いから痛くない、いたくない、イタクナイ・・・?
ウウ、ヤッパリイタイデス、デモムトウセンセイ、アリガトウゴザイマシタ。


でもこれで今年はインフルエンザの心配なし。
毎日の手洗いうがいを心がけ、本格的な冬を乗り越えましょう。

健康・生活アセスメント活動(自立生活支援)

2011年11月08日
■生活自立支援への対応
世帯の中には、「就業できない」「ローンで困っている」「生活で自立できない」
「行政の制度がわからない」といったことで悩んでいる方もみえます。
その場合には、ソーシャルワーカーに繋ぎたいと考えています。

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公益社団法人 日本医療社会福祉協議会
東日本大震災対策本部の佐藤さん(左)、社会福祉士の岩間さん(右)

今後、定期的に要フォロー世帯情報の合同カンファレンスを行っていくことになりました。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント活動(こころのケア)

2011年11月09日
■心のケア
世帯の調査を進める中で、多くの方が「不眠」「憂鬱」の状態を抱えていることがわかってきました。
「娘がいるので死ぬことはできないが、1人になると何もやる気力が無い」「フラッシュバックで、
めまいがする」「家族に心配かけたくないのでとにかく話を聞いて欲しい」など・・・
心のケアのフォローが必要なケースが目立ちます。
心のケアについては、精神医療や臨床心理士さんなど、専門的な知識と経験を保有した方が接することが
解決につながると考え、石巻に11月1日に開設された「からころステーション」に相談しました。

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震災こころのケア・ネットワークみやぎ 日精診 心のケアチーム
からころステーション 臨床心理士の渋谷さん(右)

今後、健康調査情報を一次精査し、心のケアでフォローが必要な世帯に対しては、
相談をさせていただくことをお願いしました。被災地では、精神医療と身体医療は、
セットで対応することも多く、在宅医療の観点でも連携していくことになりそうです。

祐ホームクリニック

女川町健康調査の支援

2011年11月10日
女川町の健康調査活動に対して、高齢先進国モデル構想会議の枠組みの
民間サービスからもご支援いただきました。
住民の命を守るためには、多職種間での情報の共有が必要となってきます。


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イトーキさん(http://www.itoki.jp/)からは、鍵付のキャビネットをご支援いただきました。
住民の健康情報を厳重に保管・管理できます。

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富士通さん(http://jp.fujitsu.com/)からは、健康調査情報の電子化支援と今後の更新をするにあたり、
パソコンや通信環境を支援いただきました。
また、システムエンジニアを現地に毎週派遣し、パソコンの操作などをフォローしています。

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保健師が住民の健康情報を収集するための移動手段も不足していました。
リクルート カーセンサーさんからは、
「車を届けようプロジェクト!」(http://publish.carsensorlab.net/shien/)を通して
調査用車両のご支援をいただきました。
同プロジェクトでは、女川町立病院に対しても福祉車両を届けています。

祐ホームクリニック

患者さんと一緒に、ビデオ視聴しました

2011年11月10日
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石巻市鹿妻団地。ここにはご兄弟で住んでいる患者さんがいらっしゃいます。

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鹿妻団地は津波の被害で1階部分は壊滅しています。
幸いこの患者さんは2階にお住まいになられていて、無事でいらっしゃいました。
しかし当日、窓から全てを流している津波を臨んでいたそうです。
想像を絶する光景であったことと思います。

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患者さんにはこれまで、TVや新聞の取材にご協力いただいていました。
今日は診療の後、取材協力いただいたNHK「ニュースウォッチ9」での放送を一緒に視聴しました。

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約7分間の特集でしたが、お二人とも熱心にご覧になっていました。

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このように、患者さんにご協力をいただいてまで私たちが発信したいこと。
それは「被災地復興は、これからだ」ということです。

ともすれば、もう震災は終わったかのような社会風潮に、私たちは危機感を感じています。
街も、人の心も滅茶滅茶にしてしまった震災から立ち上がるには、相当の時間がかかります。
そして、地域の方々は、それでも立ち上がり、前に進もうとしています。

忘れないでください。
全国・全世界の方々からの応援を、これからもどうぞ、よろしくお願いします。

健康・生活アセスメント (住環境)

2011年11月11日
渡波地区の住民を対象に11月9日に住民集会をチーム王冠が実施しました。
今回のテーマは、住環境に関する行政の制度と応急修理支援相談の情報提供です。

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渡波地区の住民集会の様子。
コーディネーターは、大西さん(奥)

日本で建設・改築される住宅は、年間81万棟です。そのうち、東北6県では5%(4万棟)でした。
もともと、東北6県の年間の新規着工対応力は年間4万棟レベルということが言えます。
宮城県だけでは、多くて2万棟レベルと推定されます。
そんな中、東日本大震災で一部損壊、半壊、大規模半壊、全壊は83万棟ございました。
半壊・全壊で緊急で修理が必要な棟数を約20万棟とした場合、2万のキャパシティのエリアに一気に
10年分の需要がやってきたという計算になります。これは、職人不足になるのは当たり前ですね。
石巻の半壊・全壊世帯数は、約24000世帯です。現在、地元の業者は20件から70件の注文残を抱え、
新規の工事は早くて2012年夏ごろという順番待ちの状態です。

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今回、地元の業者の方にお伺いしてみた所、住民のニーズに応えるため、「応援に来てもらえる
のであればありがたい」という声がございました。
そこで、応急修理支援業者向けに、石巻在宅避難世帯の視察会を毎週開催し、現地を見ていただく
ことにしました。
東京、埼玉、神奈川の業者が支援の手を挙げてくれましたので、住民集会でご紹介しました。

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また、多くの住民が、住宅建設の規制地域が11月10日に発表されると信じて、
応急修理工事の着手を待っている状態であることがわかりました。
大西さんが、市役所に確認したところそういった事実はなく、6月ごろに発表されている
市の復興計画で指定した以外に規制をかける予定はありませんでした。
それを知った住民は、急いで応急修理を検討しなおすといった状況が発生しています。
地域のコミュニティが寸断されてしまった在宅避難世帯は、正確な情報を入手することが
困難であり、生活上の不利益を今日現在も大きく被っています。

祐ホームクリニック

タイ洪水の支援の輪

2011年11月13日
石巻市 市民協働推進課の亀山さんのご紹介で、石巻市在住のタイ出身のスッパンヤさんに
寄せ書きや応援メッセージをタイ語でいただきました。

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スッパンヤさん(右)

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日本語の応援メッセージをタイ語に翻訳中ですので、できたらスッパンヤさんにチェック
していただく予定です。ありがとうございます。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント (行政連携)

2011年11月15日
健康・生活アセスメントでは、調査した情報を集計して、毎週「要フォロー者検討会議」
を開催しています。民間だけではフォローしきれないため、行政とも連携して、
住民の支援に取り組んでいこうとしております。

今回相談したのは、石巻市健康部 健康推進課の庄司課長と保健師の伊藤技術課長補佐です。
健康推進課では、主に仮設住宅の健康調査を行って医療・介護面での住民フォローを
実施されています。そのため、在宅避難世帯の健康状態や生活状態についても、
ご心配をいていただき、本活動における目的や課題を共有いただき、ご相談させて
いただけることになりました。

今後、毎週の要フォロー者検討会議に参加して、つなぎ先の助言をいただきます。
特に、心のケアに対する支援については、行政の委託業務との連携が期待できます。

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いつも応援をしていただける石巻市健康推進課の庄司課長(左)、保健師の伊藤さん(右)

法律相談や生活全般の相談については、石巻市福祉部 市民相談センターが相談にのって
いただけることになりました。

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市民相談センターの佐々木所長が、快く対応してくださいました。市役所の方も熱心です。

市民相談センターのいい所は、電話相談ができるところです。
今回、本活動に対して、住民に市民相談センター直通電話:0225-23-5040
を教えてくださいました。

被災地では、長引く生活苦から、子どもへの虐待も見られます。
市民相談センターでは、「子どもへの虐待、家族へのDVなどがあればそれも教えて欲しい」
と言われました。

市役所の制度なども不明点あれば、関係課に確認して回答をしていただけるそうです。
※法律相談は、市役所での対面型です。

また、法律相談は、石巻法律相談センター(0225-23-5451)でも、相談にのってくれます。
こちらは、予約制で弁護士との対面型で相談ができます。相談料は、30分以内、1件5000円です。
民事法律扶助が対象ですが、資力(世帯での収入や保有資産)が一定額以下である場合、無料で
法律相談(民事法律扶助)にのっていただけます。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント (データ化)

2011年11月19日
在宅避難世帯の健康・生活アセスメントの調査票は、調査後データーベースに登録が行われます。
データーベースに登録されることで、要フォロー世帯の条件抽出や分析が効率的に行われます。
また、高度なセキュリティを保持した環境にデータが管理されることで(バックアップも採取されて
います)、今後、継続的にフォローをする経過も記録され専門支援団体との引き継ぎがスムーズに
行われることを目指します。
データの電子化にあたっては、調査団体でも実施しますが、定期的に専用環境でデータ化作業を
実施致します。
調査票のデータ化にあたっては、富士通株式会社の災害支援特別チームの支援をいただいています。

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専門のシステムエンジニアが現地に来て、データ登録環境の構築、研修、データ品質チェック
などを颯爽と対応いただきました。
データの登録スタッフは、地元石巻のパソコン教室出身者を短期雇用して、NDA契約を交わした
上で、協力をいただいております。

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調査員が一生懸命ヒアリングして伝えてくれた“情報”です。
データの品質チェックも真剣に行われます。
このデータが、フォローのネットワークに支援のバトンを繋ぎます。

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調査票上の不備は、1件1件確認して調査団体にフィードバックすることで
情報精度を高める工夫にも取り組んでいます。

女川町の保健師さんが、全戸健康調査におけるデータの記録の重要性をしみじみとお話されて
いたことを学ばせていただき、今回の取り組みを実施しています。

正規化された情報を体系的に記録、共有、更新、管理することで、情報をより価値の高いものにする。
検索性、セキュリティ、運用面をICT技術が支えます。
面で捉えた“情報”に基づいて、適切な専門スキルを保有している支援者(医師、看護師、薬剤師、
ソーシャルワーカー、弁護士等)に繋げる。
ICT技術による情報の管理も“新しい公共”を支える仕組みの一つだと感じます。

祐ホームクリニック

毎週月曜日は5分間の「在宅医療テスト」から始まります。

2011年11月20日
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毎週月曜日は、「5分間テスト」から始まります。
朝会前の8:25〜8:30、いつもみんなそわそわしています。

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テキスト1テーマ毎、出題する問題も自分たちで作ります。

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このテストは、職員全員が在宅医療についての理解を深め、
少しでも患者さんや地域に対してよい医療を提供できるように、という武藤院長の願いが込められています。

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みな真剣です。

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テスト終了!
自己採点です。結果はどうでしょう?

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満点取れました。
また一つ、在宅医療診療所の職員としての誇りが積み重なったような気がします。
これからも皆で学び合い、より地域に信頼されるクリニックを作っていきたいと思います。

祐ホームクリニック





健康・生活アセスメント (要フォロー検討会)

2011年11月20日
健康・生活アセスメントの集約された情報から、「医療相談」「心のケア」「自立生活支援」
については一次抽出したフォロー対象世帯を関係者(医師、保健師、社会福祉士、看護師等)で
検討し、フォローするための枠組みを検討します。

医療相談の場合、看護師などが再訪問し、詳しく確認して、医師に報告をあげます。
医師は、地域の医療機関でフォローをするのか、在宅医療でフォローをするのかを判断します。
心のケアの場合は、市の保健師や社会福祉士などと相談して、心のケアをどのようにフォロー
するかを検討します。

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フォローについては、ケース毎に慎重に吟味をしてフォロー体制を組み立てていきます。
方法は試行錯誤で改善を図っており、専門の関係団体のご協力や連携支援をいただきながら
在宅避難世帯の孤立や孤独の防止、健康維持に繋がるような取り組みを続けていこうと考えております。

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フォローについては、スピードも重要であり、「スピード」と「品質」をどうやって
高めていくかが課題です。
関係する連携先や支援団体の叡智とネットワークを結集して、在宅避難世帯住民の
置かれている状況のケアにつなげていきたいと考えます。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント (応急修理支援相談)

2011年11月21日
渡波エリア、大街道エリアの健康・生活アセスメントの情報では、963世帯のうち
応急修理を検討している世帯は、360世帯(37%)にのぼります。
応急修理済は94世帯です。業者が見つからないもしくは、金銭面の不安、大工待ち
という状態のため、なんとか自己補修をしたという世帯は149世帯にのぼります。

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津波で、生活基盤の中枢を占める1階の住環境に深刻なダメージを負った在宅避難世帯では、
生活復帰のために早急な修理が求められています。

住環境の支援では、無料補修の提供という訳にはいきませんが、住環境補修支援の情報を
提供することで、少しでもお役に立てればと活動をしております。

本活動では、アセスメント情報を元に、在宅避難世帯の住環境課題を分析し、
行政の住宅補修に対する助成金制度の説明を住民集会でご紹介したり、年内着工可能な
施工業者を住民集会でご紹介する場を設けて、見積もり相談等をしていただいたりしています。
※契約は、復興支援特別価格で、施主判断の上、業者と住民の直接契約となります。

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住環境支援を推進する事務局スタッフには、住宅建設のプロが加わっています。
一級建築士の資格を持つスタッフが、県外から支援に来ていただける業者に対して、
現地の被害状況の説明および視察案内、建設専門視点での状況説明を実施しています。
また、先行する建設業者から、石巻エリアでの部材調達方法や相場、行政手続きの
ノウハウ交流の場を設定し、業者がこの地に支援参加しやすい環境をアシストしています。

特に困っているのが、支援業者の石巻市内での活動拠点(住まいと駐車場)です。
応急修理支援は、1日や2日では終わるものではございませんので、宿泊場所の確保が重要です。
かかる宿泊コストを抑えないと応急修理コストが高くなるため、住環境支援団体への宿泊施設の
提供などを行政や民間支援団体に相談・調整も図っています。

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県外から支援参加する業者の方は、現地の状況をご覧になられ、「予想以上の被害」
「8ケ月経過してまだこのような状態に絶句する」「家づくりに関わる者として、
何かの役に立ちたい」という気持ちで集まっていただいています。

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東京では、応急修理支援マッチングサイトのホームプロ社の伊藤社長のご協力もいただき、450社の
応急修理支援業者に石巻・女川での支援協力招集案内を出していただいたりしています。
埼玉の中央グリーン開発社からは、関係する神奈川、東京の業者に声をかけていただいて、
有志が集まりました。

日に日に寒さが増す石巻では、住環境の補修リソースの確保は重要課題です。
今まで、当たり前のように自宅で生活していました。3.11の災害で生活の基盤となる環境が
失われた世帯が未だに多く残っています。

聞くと見るでは大きく違います。
住環境補修のノウハウやリソースを保有する専門職(技術者、職人)や経営者の方は、いつでも
石巻の現状をご案内致しますので、見に来てください。ご協力いただける業者を募集致しております。

連絡先:一般社団法人 高齢先進国モデル構想会議
    復興支援室 住環境支援班  鈴木、中村(050-3777-2176)

祐ホームクリニック

どこでもMYカルテ研究会

2011年11月21日
当院の院長:武藤真祐が、第四回どこでもMYカルテ研究会で、
「健康・生活復興アセスメントから始まる 高齢先進国モデル構想」について発表を致しました。

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どこでもMYカルテ研究会は、医療関係者、政府関係者、ICT関係者が集まり、医療現場の将来を
議論する研究会です。今回の研究会では、以下の内容が紹介されました。

1)内閣府より、番号制度(マイ・ナンバー)の仕組みとスケジュール
2)総務省より、医療分野でのICT化推進
3)医療情報化に関するタスクフォースの概要
4)ICTベンダーからの医療サービス事例の紹介   
5)実際の取組状況の紹介
   1)医者-医者連携:遠隔画像による医療過疎地での効果
   2)医者-看護師連携:末期がん患者の在宅ケアの活動状況
   3) 医者-看護-介護-地域連携:高齢先進国モデル構想

武藤真祐の講演では、多くの方から驚くほどの賞賛をいただきました。
我々のプロジェクトの意義を再認識し、改めて感激しました。

本研究会の座長を務めた医療・福祉ネットワーク千葉の竜理事長からも
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%9C%E5%B4%87%E6%AD%A3
「日本の医療を変えるかもしれない」とご好評をいただきました。

以下に開催速報がアップされています。
http://iryokoso-chiba.org/shinpo_myC4_sh.html

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント (法律相談・生活相談)

2011年11月22日
被災地での無料法律相談について、石巻法律相談センター(仙台弁護士会)の弁護士の先生や
市民相談センターの佐々木所長にご相談して、案内状を作成しました。
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弁護士による無料相談に加え、ご案内や生活・経済問題・子供・青少年の悩み相談ができる窓口を
ご紹介しています。
今までは、この手の情報が複数団体の複数の資料を読み解かないとわからなかったので、1枚のチラシに
まとめて、住民集会でご紹介をしたり、健康・生活アセスメントの調査員が世帯でご紹介をすることで住民の
方にご案内をしています。住民の方からは、わかりやすくなったと好評をいただいています。

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情報の確認にあたっては、石巻で活動をするソーシャルワーカーさんと一緒に情報を集めて、
弁護士先生にご覧になっていただきながら作成を致しました。

石巻法律相談センターの弁護士によると、最近の相談傾向としては、震災関係では、「生活苦」
「多重債務」などの相談が増えてきているとのこと。
長引く避難生活で、子どもへの虐待やDVなどの相談もでてきていると胸を痛めます。

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法律的なことでの相談や自立生活支援のフォローなどで、被災者のご負担が少しでも減るように
今後も専門職による支援の輪を広めていきたいと思います。

祐ホームクリニック

被災地支援のスペシャリスト

2011年11月23日
本日は、被災地支援のスペシャリストの林健太郎医師が、祐ホームクリニックのオンコール
当番として支援いただきました。
林健太郎先生は、日本プライマリ・ケア連合学会 東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)
http://www.pcat.or.jp/ のコーディネーターで、震災発生当初から数多くの医療支援施策を
企画・推進して最前線でご活躍をされている憧れの人物です。

また、一般社団法人 東日本大震災被災地における地域医療を守る会(通称:「地域の医療を守る会」)
の代表理事も務め、石巻市立病院や地域産婦人科の再生支援などにも取り組まれています。

林先生は、医師でもありますが、その発想力、行動力、視野の広さで、現場の状況を分析し、
将来を予測した上で、思いもよらないアイデアで次々と企画を推進される敏腕プロデューサー・
コーディネーターです。

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本日は、林先生と石巻での支援の輪の取り組みの情報交換をさせていただきました。

今後も連携して、取り組んでいきたいと思います。
よろしくお願い致します。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント(住民集会:住環境)

2011年11月23日
11月23日 大街道・湊地区の住民を対象に、住民集会が開催されました。
今回は、健康・生活アセスメントで判明した住民の困っている生活支援テーマに対して情報提供を行いました。

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ファシリテーターの大西さんからは、正確な情報が伝わっておらず特に質問が多い「被災市街地復興
推進地域」「失業手当の給付について」「所得税の減免措置」「応急修理制度」について説明がありました。

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例えば、応急修理制度については、23年度はいったん1月末くらいで申請打ち切りなので、業者を変えて
でも早く申請をした方がいいというアドバイスや失業手当の給付延長は最大210日でストップするなど、
市役所で確認してきた情報をケース毎に解説しました。住民の方はメモをされていました。

津波の被害を受けた宅地や農地の買い上げ価格についても不安が広がっています。
現在、津波で全壊した地区の土地の評価額は、7~8割下がっているところがございます。

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国の「防災集団移転促進事業」では、災害により人が住むのにふさわしくないと認められた
土地を市町村が買い取り、移転先の用地造成を行います。しかし、移転先の土地を借りたり、
家を建てたりするお金は、被災者がほとんど負担しなければなりません。
被害甚大地区で評価額が下がった土地の所有者は、こうした費用をまかなうことができず、
高台や内陸部への集団移転を進めるうえで大きな足かせになっていました。
そこで、国土交通省は、5年間の復興期間にインフラが整備され、地価が回復することを
見込んで算定する方針を固めました。つまり、価値が大きく下がった土地を高めの価格で買い、
被災者の生活再建や高台移転を促すねらいがございます。

市の復興計画の説明会が各地区で開催されていますが、その説明会を聞いてから応急修理支援を
検討するという住民も多く、まだまだ応急修理支援難民は増加しそうです。
健康・生活アセスメント調査(n=963世帯)によると在宅避難世帯の82%が全壊・大規模半壊・
半壊であり、52%の世帯で応急修理もしくは自己補修を検討しています。
住まいで不便に感じる所は台所(18%)、トイレ(15%)、浴室(16%)、防寒(32%)・・・と
依然として困窮の状態が続いています。

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この日の住民集会でも、年内着工できる応急修理業者による応急修理支援相談をご紹介しました。
さっそく、全壊の住民の方から相談があり、マッチングが進んでいます。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント(住民集会:買い物支援サービス)

2011年11月24日
商業施設が再開された石巻市でも、「高齢者だけの生活」や「移動手段不足」などから
買い物で困窮している方がみえます。

今回は、「イオン+西濃運輸の買い物支援サービス」と「ウジエスーパー+ダルマ薬局+
ヤマト運輸の買い物支援サービス」を住民向けにご紹介しました。

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ヤマト運輸さんのサービスは、電話で注文し、配送料200円で、石巻市内全域に翌日に
商品を届けてくれます。
電話番号は、0120-912-787

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イオン、西濃運輸さんのサービスは、1200円以上購入であれば配送料無料で商品を届けてくれます。
注文は、電話もしくは、御用聞きでドライバーが聞いてくれます。(市内の地域制限あり)
イオンで販売している商品であれば、配送は相談にのってくれます。
電話番号は、0120-082-800

住民の反応は、良好で「こんないいサービスがあるのであれば利用したい」「高齢者が特に困って
いるので、婦人会などでも紹介して欲しい」という反応がございました。
物資配給を続けていたボランティア団体からは、「待ち望んでいたサービス」と高反応でした。

なぜ、そんないいサービスが浸透しないのか?
今まで、各サービスとも仮設住宅や街頭にチラシを設置したり、ポストに投函をしていました。
内容は、ネットスーパー型(パソコンやFAXでの申込み)になっていました。
被災地では、FAXやインターネット環境で買い物を申し込める人は稀です。
また、多くのチラシ類が溢れていて、人による説明なしでは、なかなか理解されません。

そこで今回、各流通店舗は配送サービスと組み合わせて、ネット販売からアナログ販売型に
切り替えて住民にお届をするということにチャレンジをしています。

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健康・生活アセスメントの調査幹事団体であるチーム王冠の物資支援部隊と住民の
買い物困窮度やエリアについて確認をするヤマト運輸さん、イオンさん。

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地図を見ながら、どのように住民に伝えていくかを議論する西濃運輸さん。

渡波地区の高齢者は、往復2時間徒歩で買い物に行っているという方もみえました。
買い物支援サービスを必要とする住民もまだまだ存在します。
健康・生活アセスメント情報を分析して、よりよいサービスを民間サービスとNPOで議論して、
提供していきたいと思います。

祐ホームクリニック

健康・生活アセスメント (住民集会:被災車両相談)

2011年11月25日
在宅避難世帯の健康・生活アセスメント調査(n=964世帯)によると、車両が被災して未だに
車両が無い世帯は15%。1台以上は保有しているがまだ車両が不足している世帯24%という状況です。

全国の中古車販売ネットワークとの繋がりがあるリクルート カーセンサーの山本さんは、被災地に
適正価格で休眠車両を届けるというプロジェクトを企画して進めています。

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今回、住民集会でも、「まごころクルマ市」というオートオークションにかからない
休眠車両をカーセンサー品質認定を実施して、被災地復興支援特別価格で地元の業者を
通してお届けするという企画のご案内がございました。

住民の反応は、上々であり、移動手段の確保による生活改善に期待が持たれます。

祐ホームクリニック

11月26日  ハンドクリーム

2011年11月26日
エーザイさんから、被災地住民向けにザーネクリームのご支援をいただきました。
ありがとうございます。
これから寒さが増していくため、保湿クリームを住民集会で住民の方に配りました。

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祐ホームクリニック

福祉車両サービス

2011年11月27日
リクルート カーセンサーさんの「クルマを届けようプロジェクト」
 http://publish.carsensorlab.net/shien/
で、福祉車両のご支援をいただきました。

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この車両は、車椅子をリフトアップできる福祉車両です。

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祐ホームクリニック石巻では、医療・介護、NPOなど地域で活動する方々に福祉車両の無料貸し出しを
して、ご利用いただこうとしております。
福祉車両の利用は、無料・予約制で燃料を満タンにしてご返却をいただくことを考えております。
地域の足として、移動困難な方の外出や移動の支えになればと願っています。

祐ホームクリニック

石巻の巻石

2011年11月28日
祐ホームクリニック石巻から車で10分くらいの所に住吉公園があります。
朝の出勤の前に寄ってみたら、公園管理をされている佐藤さんに石巻の歴史を教えていただきました。

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石巻は、伊達政宗の時代(1600年代)に、北上川水運によって南部藩領からも米が下り、
河川交通と海運との結節点として、日本海側の酒田港と列んで奥州二大貿易港として全国的に
有名だったそうです。
河口には、千石船や米倉が並び、日本の7湊として相当栄えていたそうです。
佐藤さんによると、当時は石巻港から千石船で江戸へで送られた米は、江戸市中で流通する米の
半数を占めていたそうです。また、旧仙台藩内で唯一貨幣の鋳造を許され、駅前には鋳銭場という
地名が残っています。仙台藩時代は、石巻市は経済の中心地だったようです。
「明治初期の米の大暴落で、あれから石巻は大変だった・・・」と語っていました。

住吉公園には、仙台藩士 川村孫兵衛重吉の碑がありました。
川村孫兵衛は、関ケ原の戦い(1600年)で毛利家が大幅減封された時に、25歳で
伊達政宗に仕えました。当時、500石で召し抱えるという条件に対し、代わりに荒地を希望し、
のちに1000石の美田に変えたという土木工事や運河建設に明るかった人です。

佐藤さん曰く、住吉公園の前を流れる北上川は、川幅が狭いうえに流れも早く、大雨が降る毎に
洪水を引き起こしていたそうで、石巻の辺りは湿地帯で耕作には適さない土地だったそうです。
そこで、川村孫兵衛さんは、牧山を切り開いて川を通し、北上川・江合川・迫川の水流を安定させて、
仙台平野の新田開発を進めたそうです。
伊達62万石と言われていましたが、実状は200万石くらいあったとも言われるくらいの経済力に
なったそうです。

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牧山から住吉公園の辺りは昔は山でしたが、山を切り開いて、現在は北上川が流れています。
そういえば、湊小学校裏の崖は、削られたような岩肌がむき出しでしたが、これは江戸時代に
切り拓かれて北上川を通したんですね。何とも壮大な一大開発事業だと川幅を見て感心しました。

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住吉公園の前には、巻石という石があり(石巻の名前の由来とも言われています)、名勝でした。
写真は、水明町の桜内さん提供で、震災前の冬の巻石です。
1月7日にはお焚きあげと言われる火祭りも開催されるそうです。

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そんな巻石ですが、震災後は、地盤が沈下し、巻石も水面ギリギリになってしまいました。
名物の松も海水につかり、枯れかかっています。松尾芭蕉も見たであろう巻石が大変な
状態になっていました。

以前、水明町の桜内さんが、「北上川を切り拓いた時にご先祖様が水明町の湿地帯を
川砂で埋め立てた」という話をされていました。
いつの時代の話だろう?と思っていましたが、1600年代の話だったんですね!
「水明町は、米の抜け荷や密輸を監視する武士の集落だったんだよ」と佐藤さん。
土地のお爺さんの伝承を聞いて、今までのお話がいろいろと繋がってきました。
400年分の話だったとは、悠久の流れを感じますね。

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住吉公園にある神社は、2~3メートルの津波の被害にあいました。

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狛犬は津波の被害にあい、足から折れて倒れた状態です。

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神社の集会所は、ピースボートの方々が、床あげ・泥かきをしてくれました。

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カレンダーが、3月11日のままで止まっています。

地域の集会所が利用できず、住民のコミュニティーがなかなか再生できない一端を改めて感じました。
今起きていることは、石巻400年の歴史の中でも、語り継がれることなんだろうなと感じました。

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