第二期アセスメントに向けての準備

2012年04月06日
2011年10月~2012年3月までに実施した第1期の健康・生活アセスメントは、
訪問世帯数8700世帯、その内情報として住民支援専門員がチェックに関わった件数は4000世帯、
要フォローで介入は1200世帯でした。
120406-01.jpg

5月から開始する第二期に向け、現在 アセスメント項目、プロセス(調査、フォロー)、
体制などを見直しています。
現場のスタッフ、医療職、有識者のご意見を参考に今後の標準モデルとなるようなアセスメント帳票や
プロセスを構築できるように毎日、練り直しています。
120406-02.jpg

祐ホームクリニック

支援メニュー開発班の活動

2012年04月13日
健康支援だけでなく、生活支援(自立生活支援、生活困窮者支援、寄り添い系、こころ系、移動支援、
コミュニティ支援等)も両輪で必要となります。
その際に、1団体だけで全てやるのではなく、既に活動している団体の活動と連携することで、
住民の自立を考えた支援に繋げる時期に来ていると考えます。

連携できる支援団体を探すべく、支援メニュー開発班を立ち上げ、活動をしています。

4月12日には、仙台で仮設住宅を支援する団体と意見交換をしました。
ここでは、生活困窮者支援の連携先支援団体を探しました。
生活困窮者の支援を得意とする団体が存在しましたが、ホームレス支援がベースなので、
在宅被災世帯の状況には適さないという状態でした。
10万円でも貯金あると生活保護申請は対象外のため。

そんな中、共生地域創造財団という団体と連携できそうな感触をつかみました。

 写真は、蓜島事務局長、小笠原さん、竹内統括(大船渡担当)
120413-01.jpg

また、石巻の石巻復興支援ネットワーク やっぺす石巻(兼子代表、渡部事務局長)とも
連携の打合せを行いました。
やっぺす石巻は、こども、婦人を対象にコミュニティ支援のイベントを計画的に実施しています。
コンセプトは地元人材へのシフトと自立。月間15回くらいのメニューがあり、
地域との繋がりを大切にしたいので在宅被災世帯にも声かけてもいいよとのこと。
今後の連携が楽しみです。
120413-02.jpg

祐ホームクリニック

アセスメント帳票の見直し

2012年04月13日
5月からスタートするアセスメントに向け、調査エリアの設計や調査項目の見直しを行っています。
住民の方に負担や不安をかけず、かつ、正確な情報を収集して、フォローにつなげるために、
1項目1項目精査をしています。
帳票設計後は、トライアルを実施し、修正点を改善するというPDCAサイクルをまわしながら品質を
高めていく工夫をしています。

120413-03.jpg
現場のリーダー 菅原さん(看護師)

120413-04.jpg
健康推進班 リーダーの小泉さん(看護師)

120413-05.jpg
設計に余念がない 坂さん(看護師)

120413-06.jpg
調査エリアの再設計も行われています

120413-07.jpg
住民が不安に感じることを少しでもなくせるよう、
1項目1項目 見直します。




コミュニティ・生活ユニットの準備

2012年04月15日
コミュニティ・生活ユニットでは、石巻で活動する支援団体との連携の準備を実施しています。
また、民間サービスの得意技とも連携し、住民向けの支援サービスの品質や継続性を高める工夫にも
取り組んでいます。

120415-01.jpg
物をお届けするだけでなく、情報をお届けできないか。
ヤマトホールディングスの成井さん、引地さんと打合せ。
NHKの堀潤さんも、飛び入りで打合せに参加されました。

120415-02.jpg
コミュニティ・生活ユニットの面々。
支援団体との連携、情報提供の方法を現地で模索しています。

120415-03.jpg
薬樹の管理栄養士15名。
石巻のプロジェクトに参加して、栄養士観点で何ができるかを
一緒に取り組んでいくことになりました。


運営本部の準備

2012年04月16日
在宅被災世帯サポートセンターの活動拠点を整備すべく地元採用の運営本部スタッフが準備を進めています。
アセスメント班、健康推進班のスタッフが活動しやすいように車両準備、通信環境準備、各種書類準備
など工夫をして進めています。
皆さん、石巻でのキャリアを活かして、特殊能力を発揮して意欲的に取り組んでいます。

120416-01.jpg
準備を進める運営本部スタッフ
左から相澤さん、阿部さん、高橋さん、野村さん

120416-02.jpg
ボランティアの受入れ準備にも真剣に取り組みます

120416-03.jpg
過去のアセスメント世帯の情報を整理して、第2期に備えます。

健康面からも水を考える

2012年04月20日
多くの住民支援専門員やボランティアが集結する在宅被災世帯サポートセンターに
株式会社マーフィード(本社:横浜市 池田比呂志社長)http://www.marfied.co.jp/ さんから
放射性物質も除去できるスーパー浄水器を寄贈いただきました。
県外からボランティアスタッフを募集する際に、水に対する漠然とした不安もあり、
こうした配慮も欠かせません。

120420-01.jpg
マーフィードの池田さんは、震災直後から仙台のボランティア団体、仮設住宅の集会所、福島県の
大型避難所、石巻の仮設保育所、女川町の子育て支援センター、石巻の福祉避難所、医療拠点等に
多くの浄水器を寄贈して安心な水の確保のご支援をいただきました。

池田さんの水に対する情熱は熱く、震災直後から被災地を何か所も回り、飲料水に対する不安を
多くの人が抱えていることに愕然としました。多くの困っている方が、水道の水を品質面・コスト面
でも安心して飲むことができるようにといろいろな種類の浄水器を寄贈していただきました。
特に、乳幼児を抱えるお母さん達の不安、重いペットボトルを貯金を切り崩して購入し続けている
高齢者の現実を目の当たりにして、「水に関わる専門集団として何ができるのか」ということを真剣
に考えました。

マーフィードさんは、健康・生活復興協議会にスタッフ1名をボランティア派遣して、水の専門家の
視点から、コミュニティ・生活ユニットで活動をします。
未だ、水に対する不安と正しい情報不足が続く石巻で、医療健康ユニットと一緒に活動をすることで
役に立てることを探して行こうと思います。

第2期アセスメント データーベース説明会

2012年04月25日
第2期のアセスメント帳票に連動させて、情報管理ユニットのシステム班ではデーターベースも同時開発。
アジャイル型開発で、1週間でシステムをバージョンアップして情報の管理と共有に備えます。
情報共有規約、セキュリティ面のITロックもさらに強化して、情報共有性とセキュリティ性
の両立を図ります。特に、個人情報の同意方法には、第1期よりも改良を加え、高齢者にも
わかりやすく説明し、正しく同意を得るようにしました。

120425-01.jpg
第2期のアセスメント帳票。アセスメント班が使用する帳票にはヒアリング品質を均一化
する工夫が施されています。一方で、情報化した後の医療健康ユニットでケースカンファレンスする
書式は、情報セキュリティ面での工夫が施されています。

120425-02.jpg
システム班から、データベースの操作研修を受ける品質・進捗班、アセスメント班、健康推進班のスタッフ。

120425-03.jpg
紙の帳票が、データベースに変換される様子を確認するアセスメント班リーダー。

第2回 運用ミーティング

2012年04月25日
第二期の活動を開始するにあたり、連携する団体と進捗やプロセスについて情報共有を行いました。

120425-04.jpg
今後は、4つの会議体で活動に対する情報を共有していきます。
医療健康面の「ケースカンファレンス」
活動全体の「運用ミーティング」
コミュニティ・生活面の「連携ミーティング」
進捗や状況を全体で共有する「全体会議」

多くの人が関わるだけに、会議体運営も運営本部の重要な業務です。

石巻の桜

2012年04月26日
石巻の桜は、4月下旬が満開です。
震災前と変わらず、桜は満開でした。石巻では日和山の桜が有名で、毎年多くの
市民が桜を鑑賞します。日和山の桜の木の下では、例年花見の宴会が開かれますが、
誰が決めた訳でもなく住民の方は静かに桜を鑑賞し、桜が見れた喜びや一緒に
見られなかった哀しみにふけっていました。
桜越しに見える周りの風景がより一層 桜に想いを凝縮しているように感じ、
崇高な緊張感がただよう桜の佇まいでした。

120426-01.jpg
日和山より、門脇地区、市立病院を望む

120426-02.jpg
日和山より、鹿妻地区を望む

120426-03.jpg
日和山より日和大橋を望む

120426-04.jpg
日和山より湊地区を望む

120426-05.jpg
海向かいには瓦礫の山が見える

120426-06.jpg
今年は、桜のライトアップは行っていません。

120426-07.jpg
120426-08.jpg
住民の方も静かに桜を見守るような形でしみじみと鑑賞をされていました。

在宅被災世帯サポートセンター

2012年04月27日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の活動拠点として、在宅被災世帯サポートセンターを
利用させていただいております。ここには事務所機能と活動拠点機能があり、多くの
住民支援専門員やボランティアスタッフが集まります。

120427-01.jpg

120427-02.jpg

120427-03.jpg

在宅被災世帯サポートセンターの周りにも桜やつくしがあり、
冬が終わり、春が訪れたのだなと感じます。

女川町の桜

2012年04月28日
女川町も桜は満開でした。沿岸部は甚大な被害を受けたため、桜の木は山間部で見つけること
ができました。

120428-01.jpg

120428-02.jpg
総合運動場への登り口で咲く桜

120428-03.jpg
2階建て仮設住宅の前で咲く桜

120428-04.jpg
鯉のぼりを背景に公園で咲く桜

120428-05.jpg
想いが詰まって咲いているように見える満開の桜

120428-06.jpg
静かに力強く咲く桜

120428-07.jpg
桜の向こうには、瓦礫を処理する重機が見える

120428-08.jpg
住民の方も静かに桜を鑑賞していました。

120428-09.jpg
女川町 仮設庁舎前の桜

120428-10.jpg
以前、ブログでも何度かご紹介した女川町のマリンパルのビルも、取り壊しが進んでいました。
女川町役場のビルも取り壊しが開始されました。
寂しいのと同時に、新しく踏み出すためには、必要だと言い聞かせる心境です。

震災から1年経過して、支援活動以外での訪問をためらう人が多いと聞きます。
ある被災地の首長は、「自分の眼で確かめて、感じたことを家族や友人に話せば、
被災地のことが心に残る。被災地に訪問してください」「復興に向けて、頑張っている市民の
姿を見てもらうことは、地域経済の活性化にも繋がる」 と語ります。

被災地の復興の様子を是非、見にきてください。

女川町の魚介類

2012年04月28日
空倉庫を改装して再開しているマリンパルでは、観光客や地元のお客様で賑わってくるようになりました。
女川の豊富な魚介類が並んでいます。

120428-11.jpg

120428-12.jpg

120428-13.jpg
どんこという魚は初めて見ましたが、深海の魚で、気圧の関係で喉から
袋のようなものが飛び出していました。

120428-14.jpg

120428-15.jpg
今は、ウニのシーズンです。新鮮な極上ウニが並んでいました。
ミカン1粒程に大きくなった黄金色のウニには、新鮮なウニでしか味わえない甘さがあります。
片倉商店さんでは、ウニの他にも名物のホヤも並べています。

6月からはホタテも水揚げのシーズンです。
年間を通していろいろな魚介類が水揚げされる女川町に是非お越しください。




女川町 主婦の会

2012年04月29日
女川町 主婦の会では、支援をいただいた古着の有効活用を考えたのがきっかけで、
Tシャツなどの古着から草履を作ることが行われています。
この草履は、主に職を失った仮設住宅や在宅被災被災世帯で生活する主婦が1つ1つ手で
編んでいます。草履の収益は、被災地の主婦の手元に届けられます。
小さな草履1足で、Tシャツ1枚半、大人用草履2足で、Tシャツ4枚を使用します。
主催する宮元なつえさんによると「認知が広まり注文も増えてきたが、材料となる古着が
不足している」とのこと。
綿の古着であれば、どんなものでもいいので募集をしています。

草履を編む際には、裏地を上手に使って色を組み合わせて編むため、新品同様です。

Tシャツなどの古着がお家で眠っていましたら、提供をお願いします。

善意の古着ご連絡先: 女川町 主婦の会 0225-53-2376  宮元さん(みやもと)

120429-01.jpg

120429-02.jpg
コミュニティに加わっているということで、自分の存在意義が感じられる。
水揚げが減り、港と職を失った主婦たちの自立生活支援に取り組む活動です。

在宅医療 祐ホームクリニック

プロフィール

Author:祐ホームクリニック石巻

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示