サイコロジカルファーストエイドの研修会

2012年08月01日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
医療・健康ユニットの佐藤です。

今回は、協議会が取り組んでいる「被災地支援者のための支援」として、
PCAT(日本プライマリ・ケア連合学会東日本大震災支援プロジェクト)が実施している
PFA研修の受講についてご紹介いたします。

PFAとは、Psychological First Aid(サイコロジカル ファーストエイド)。
支援者が対象者を傷つけることなく、安全でポジティブな環境の回復を促すための研修です。
また、過度なストレス緩和のためのセルフケアについても学びます。

研修では、PFAを理論的に学ぶと同時に、どのような場面で活用されるのか、それを実際に
実行できることを目的としています。
様々な危機的状況に面した状況を想定してグループごとに分かれて話し合いを行い、
ポジティブな支援、ネガティブな支援をあげて、対象者にとって適切な支援について考えていきます。
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また、支援する側が抱えるストレスについても考えます。
過度にストレスを抱えている時のサインとして、
・関心や意欲の低下
・過度の疲労感
・睡眠困難
・効率の低下
などがあるそうです。
対象者をケアするためには、まずは自分をケアすること。
自分のストレスの危険サインを察知することが重要となります。

今後も、被災者支援することと同時に、支援する側のケアについても
取り組んでいきます。
医療・健康ユニット 佐藤

災害移動支援ボランティア・Rela

2012年08月03日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
コミュニティ生活ユニットの平木です。

石巻エリアで移動支援を行っているReraさんに同行させていただきした。

Reraさんは被災により移動が困難な方の送迎を行っている団体です。
【送迎の対象となる方】
・障害や高齢、体調不良などの理由で、バス等の公共交通機関で
 移動するのが困難な方
・交通の不便な場所にお住まいで、バス等の利用が難しい方
(車いす、ストレッチャー対応の福祉車両も用意しています)

レラ


身体が不自由で公共機関を利用して病院・買い物などへ行くことが困難な方や、
仮設住宅へ避難し、バス停までの移動も困難な方。
移動が困難な方は勿論ですが、ご家族にとっても強い支援者です。

また、移動時車内での他愛ない会話などから、
利用者の健康状態などにも気を配りながら活動しています。


レラ2


被災地ボランティア人数・支援団体が減少している中、
まだまだ様々な問題・ニーズが溢れています。
自分達の団体だけではフォローしきれない問題も多くあります。

今後も各支援団体手を取り合い、協力・連携しながら
被災地へのサポートを行っていきたいと思います。

災害移動支援ボランティア・Rela

コミュニティ・生活ユニット 平木

住環境支援:加算支援金の申請における支援

2012年08月10日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会の
コミュニティ生活ユニットで住環境支援を担当しています
張ヶ谷です。

今回は、コミュニティ・生活ユニットの中でも「住環境班」が、
どのような住民支援をしているのかについてお伝えします。

我々は、アセスメント調査で、挙がってきた情報をもとに一戸一戸、
個別訪問し、情報の再聞き込み、深堀りをしていき、それぞれの問題点について、
解決策を見出していきます。

今回紹介するのは、「加算支援金の申請について」です。

これは、「被災者生活再建支援法」という法律に則り、
被災された方々の生活を支援するための仕組みですが、
この情報にうまくアクセスできずに、制度を利用できていない方々がいらっしゃいます。
そのような方々に、制度を説明し、申請のお手伝いをするのも我々の役割です。

ご説明さしあげると、「自分でも制度を申請できるのか」と、とても喜んでいただけます。

今回訪問した小竹浜という地域は、石巻の市街地から車で、
一時間程度山道を走れば着くところです。
バスは一日に2、3本しかなく、車を持っていない高齢の夫婦世帯では、
なかなか市街地に行くことができずに、情報もうまく受け取れなかったとのこと。

震災から、約1年5ヶ月が経過しますが、まだまだ住環境で、
不便を感じながら生活をされている方々が、いらっしゃいます。

一戸一戸、しっかりお話しを聞いて、これからも支援を続けてまいります。

コミュニティ・生活ユニット
張ヶ谷

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石巻市での灯篭流し

2012年08月17日
石巻医療圏 健康・生活復興協議会(RCI)
コミュニティ生活ユニットの平木です。

8月12日に石巻市河北で開催される『サマーフェスタ・イン・かほく・花火大会』
に参加しました。

河北地区は石巻市内7地区中、2番目に死者数及び行方不明者数が多く、
昨年は花火大会は開始されませんでした。

今年は住民からの強い要望もあり、花火大会を開催するとともに、
犠牲者の追悼と復興を願い『灯篭流し』を行うことになりました。

急遽灯篭流しが決まったため人手が足りず、
石巻ボランティア『ピースボート』と一緒にお手伝いをすることになりました。

灯篭には先祖への供養のほか、被災者へのメッセージ、復興を願う言葉などそれぞれの
思いを綴っていました。

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東日本大震災発生から1年5ヶ月。それぞれが色々な体験や経験、悲しみを乗り越えて、綴ったメッセージ。とても心に響きます。

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ピンク・ブルーなど4色の灯りの燈った灯篭はみんなのメッセージをのせ
北上川へゆっくりと静かに流れ、遺族らが祈りをささげました。

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今後も他団体と連携をし合いながら、復興のお手伝いができればと思います。

コミュニティ・生活ユニット平木
ピースボート石巻

住環境支援:加算支援金の申請、その後について

2012年08月27日


前回、「加算支援金」の情報にうまくアクセスできずに、制度を利用できていない方々が、
いらっしゃるという話しをしました。今回は我々住環境班の説明により、制度を十分に理解され、
申請を無事に済ませ、補修工事が完成した事例を紹介します。

今回のお宅は、小竹浜のように市街地から離れた場所ではなく、駅からも歩いていける位置にあります。
なので、一概に地理的に距離が遠いことだけが、情報にうまくアクセスできない要因でないのかもしれません。

私が訪問するまでは、業者さんに依頼するとお金がかかるので、
ご主人がホームセンターで補修材を購入してきて、少しづつ自力で直していたそうです。
手先がとても器用な方で、上手に直してはいましたが、震災の影響でお風呂の床に大きな
ヒビが入ってしまったため、完全に塞ぎ切れずに、少し穴が空いた状態でした。

説明をすると、そんな制度があったのかと、目を丸くして、とても喜んでいただき、
制度を利用して、補修工事をすることになりました。

ビフォーアフターの写真です。

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いかがでしょうか?

住人の方は、きれいになったお風呂を毎日楽しんでいただいているようです。
「長生きできそうです」という、うれしいお言葉もいただきました。

まだまだ、不便な住宅のままお住いになっている方々がいらっしゃいますので、
これからも支援を、続けてまいります。

コミュニティ・生活ユニット
張ヶ谷

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